SSブログ

ワインの味はどうやって作られるの?(後編) [ワイングラスでワインの味が変わる?!]

スポンサードリンク




さて後編。

ワイングラスを回すのはなぜなの?


グラスを回す理由です。

こちらもよく目にしますよね。
ソムリエが飲む前に、ワイングラスを揺らし、中のワインがぐるりと回転。
あれは何の為の動作なんでしょうか?

ワインを空気に触れさせているんです!

作られてから何年も経っていないワインは、苦味や渋味、酸味が強い物が多い。
なので、空気と触れさせてワインを酸化させるんです。
そうすると、香りがたつんだそうです。
「ワインが開く」 なんて言いますよね~。

それから、ワインをグラスの壁に付けるように揺らすことで
ワイングラスいっぱいに、ワインの香りが広がるんだとか。

テイスティングの時には、ワインの色も確認しているそうですよ。

奥が深い!
ただかっこつける為に回してたんじゃなかったんだ~

回すと言っても、グラスを回すんじゃなくて、ワインを回してくださいね。
回数も3回くらいまでですよね。
それ以上やったら格好悪いかと・・・

左回りが正しいとも言いますけど、こぼすほど勢いよくやらなければ
どちらに回してもいいんじゃないかと思います。

ワイングラスの中に鼻を入れているのはなぜ?


こちらもよく目にしますよね。

もちろん匂いを嗅いでいるんですけど(笑
鼻をすっぽり入れる必要あるの?!と思ったこと、ありませんか?

やはり鼻を中まで入れた方が嗅ぎやすい。
そうすることで、ワイングラスから香りが逃げないようにする効果もありますね。
ワイングラスの飲み口がすぼまっているのも、同じ理由からです。

ワイングラスの中に満たされた香りは、その種類と性質によって
上の方にくるもの、底の方にくるものとあるんです。
そうなるとやはり、底の方の匂いをかぐには
ワイングラスの中に鼻を入れなければ難しい場合もありますね。

ワイングラスはどれくらいワインを注げばいいの?


お店でワインを頼むと、少ないなぁなんて感じてしまうことありますよね。
もっと飲みたいのに~なんて。

ワイングラスに注がれるワインの量は
ワイングラスの1/3から1/4程度が良いと言われています。

ワインがグラス一杯に注がれてしまうと、
ワイングラスの中に香りが満たされるということができなくなってしまいます。

香りはワインの味を構成する大切な要素なので、
ワインが空気と触れる面積が大きくなくてはいけないし
香りが充満する空間がないといけないんです。

ワイングラスの膨らんだ部分くらい、もしくはその少し下くらいになりますね。

カジュアルレストランやバルなんかだと
もっと沢山注がれていることが多いですけどね。
升ワインとか、こぼれワインなんてのもあって、私も飲んだことあります。
なみなみと注いで、受け皿(升)にこぼれたのも飲んでしまうという。

量を減らして値段を下げてもらえると嬉しいですが
売り上げを考えると、お得な感じのする
なみなみワインが登場するんでしょうね。

そういう場面も楽しいので、それはそれでいいと思いますが。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今回はワインの味を作る要素についてお話しました。

次はワイングラスの形について
もう少し詳しくお話していきたいです。


スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:インテリア・雑貨

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。