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美しき怪物って何?ワイングラスの歴史 [ワイングラスでワインの味が変わる?!]

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ワイングラスって、いろんな形がありますよね。
あれはデザインなのかなって、前は思っていました。

デザインと言えばデザインなんですが、
味わいに深く関係したデザインなんですよね。


その昔はワイングラスと言えば、華美な装飾で
口の空いた小ぶりなラッパ型が主流。

今の形になったのは、まだまだ最近のことです。

今から50年ほど前に、リーデル社の前身にあたるガラス工房に
一つの依頼が来ます。

その依頼は、大ぶりで斬新なワイングラスを作って欲しいというものだったそうです。

出来上がったグラスがあまりにも大きく、シンプルで今までのものと違ったので
大変な注目を集めました。

イタリアのピエモンテ、フランスのブルゴーニュ。
ワインの一大産地で大好評のワイングラス!

でも、ボルドーでは美味しくない!と言われてしまうんですね。

ここで気が付きます。

そういえば、ブルゴーニュとボルドーは特徴の違うワインだと。
酸味と渋みですね。

もしかして、産地によって向ていてる形があるのかな?

最初は、底が大きくふくらんで、口の部分は一度狭くなってから反り返るという形。
試行錯誤してできた新しい形は、底はふくらみ、口の部分は狭くなっているタイプ。
卵の上の方だけを切ってしまったような形。
チューリップ型って言われるのが納得です。

これがブドウ品種ごとにワイングラスを作り出したことの始まりです。

最初に作られた斬新なデザインのグラスは
「美しき怪物」と呼ばれ、ニューヨーク近代美術館の永久収蔵品だそうです。

ワインの味を変えてしまう怪物という意味なんだとか。

同じデザインの物は現在も売っていて、ソムリエ ブルゴーニュ・グラン・クリュ 4400/16
という名称です。




リーデル社さんによると、
このグラスを使うと劣ったワインは無残にもその欠点をさらけ出してしまう・・・

お値段も1脚で21,600円なので、それに匹敵する値段のワインが対象の話にはなりますが。
(私もいつか飲んでみたいです・・・・)


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